プログラミング初心者のためのポートフォリオ作成ガイド①:作成目的

プログラミングの勉強を始めてから実際に副業などで収益を得ようと考えている人が必ずと言っていいほどぶつかる壁がポートフォリオの作成の段階だと思います。

今回は主にフロントエンドのwebデザイナー用のポートフォリを作成するまでの流れとコツを整理する企画第一段として実際の作成の前段階であるポートフォリオを作成するにあたっての目的の明確化について書いていきます。

今からポートフォリオを作成しようとしている皆様はすでに目的にがはっきりとしている方がほとんどかと思いますが、作成の目的をしっかりと言語化することでどのようなポートフォリオを作成するのが効果的かを定める指標にもなるので、改めて作成目的を固めていきましょう。

ポートフォリオ作成の目的

いきなり結論ですが、ポートフォリオを作る目的は最終的に一つの大きな目的につながります。
その目的とは『自分の持っているスキルを証明する』ことです。
では、誰になぜスキルを証明する必要があるのか、ここを明確化することでポートフォリオの内容が決まりやすくなります。

人によって目的は違いますが、そのほとんどはこれから紹介する4種類のどれかに分類されます。
自分の目的がどれに分類されるのか確認していきましょう。

自己表現とブランディング

ポートフォリオは、自分のスキルや興味を示す場として機能し、他の人に自己を紹介する手段となります。
特にビジネスシーンでは自己を紹介する主な手段としては名刺交換が挙げられますが、エンジニアやクリエイターにとっては名刺に載せることができる情報量ではその人の持つスキルや経歴など一番大切な部分が見えづらく、その都度口頭で説明することも難しいのが現状です。

そこで名刺代わりとなるのがポートフォリオです。
これさえあればURLもしくはファイル一つ共有することで現状の自分の持てるスキルを効率的に証明することができます。

この目的でポートフォリオを作成する人がよく作成しているものは自己紹介サイトです。
サイトのボリュームは人によって異なりますが、基本的にはTOPの1ページのみで自分の経歴や顔写真などを載せることが多いです。しかし、一つだけ注意しなければならない点として個人情報をどこまで掲載するかを慎重に決める必要があります。
単なる自己紹介サイトなのでそこまで慎重にSEO対策などを施す必要はなくものすごい数の閲覧数になるということは考えにくいですが、それでもネット上にアップする以上はどんな人に見られるかは分からないので自己防衛の意識をしっかり持った上で掲載内容を考えていきましょう。

実践的な経験の構築

ポートフォリオを作成することで、実際のプロジェクトに取り組む経験を積むことができます。これは、理論的な知識を実践に移す重要なステップです。
実務経験がないプログラミング初心者にとって実際の案件や仕事場ではどのような流れでコーディングをし、サイトの公開まで行うのかなど未知の領域だと思います。
だからと言って実際に働いてから学んでいくというような受け身の姿勢では雇用主やクライアントに不安感を与えるのみで契約成立は遠のくばかりです。

そこでポートフォリオ作成の段階で0から公開までの全てのプロセスを繰り返し練習することで全体の流れを把握できるようになり、実際に案件を受注できた際にもよりスムーズに業務に取り掛かることが出来るようになります。

この目的でポートフォリオを作成する人がよく利用しているものはCodejumpなどのコピーコーディング練習用サイトを用いてデザインカンプからコーディングを行ったり、Git hubなどの管理ツールを用いて擬似的にチーム開発の練習を積んでいる方が多いです。

求職活動の支援

ポートフォリオは、就職や転職の際に役立ちます。作品やプロジェクトを通じて自分の能力をアピールでき、雇用主に自分の価値を示すことができます。
多くの人がポートフォリオを作成しようと思うきっかけとしてはこれが一番メジャーなのではないでしょうか。

案件獲得や就職の為には必ずと言っていいほど雇い主側からポートフォリオの提出を求められます。そこで、自らの自己紹介用のポートフォリオと共にその時の応募内容に沿ったポートフォリオを提出することでよりマッチ度を高めることができます。

この目的でポートフォリオを作成する人は応募した内容に沿った形で新しくポートフォリオを作成、もしくは既存のものを修正し選考が有利になるように応募する内容ごとにポートフォリオを変更するのがいいでしょう。もちろん手間もかかる為、必ずそうしなければいけないという事ではありませんが、選考の基準になる部分としてどれだけ手間をかけてくれているかという部分も大きな基準の一つになります。
その為、志望度の高い案件ほどしっかりと相手の求めるものに沿ったポートフォリオを随時作成する必要があります。

成長とフィードバックの機会

ポートフォリオを作成することで、自分のスキルや能力を改善するためのフィードバックを得る機会を得ることができます。他の人からのコメントや評価を通じて成長し、スキルを磨くことができます。
オリジナルのポートフォリオ作成の際には基本的に自らデザインや機能を決めそれに沿った形でコーディングをしていく為、完成品は自分にとって考えられる100%を注ぎ込んだものとなっているはずです。しかし、実際に経験豊富なエンジニアやwebデザイナーの方から見るとコードが読みづらい、ボタンの位置が分かりずらなど様々な問題点が出てくることもあります。

そこで自分のポートフォリオを公開してあわよくばフィードバックをしてもらう事で自分自身の更なる成長につながる事があります。
また、Qiitaなどを用いて自分がフィードバックを受けるのみではなく他の方がフィードバックを求めている際に問題点を探し改善方法を提案するといった事は復習にもなり、実際に働くにあたり他のスタッフに指示出しを行う際の練習にもなるので積極的にフィードバックを行っていくと良いでしょう。

まとめ

冒頭でもお伝えした通り、ポートフォリオ作成の一番の目的は『自分の持っているスキルを証明する』という事です。
しかし、自分の目標達成に向けて誰に、なぜ、どのようなポートフォリオを作成する必要があるのかということをしっかりと明確にできていないとモチベーションの低下や制作物の妥協などにも繋がってしまう恐れがあるので作成の第一段階として明確なペルソナを設定する事がとても大切な工程の1つです。

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